精神科学教室 活動報告
第2回いたばしこころの連絡会
2018.10.24
平成30年10月23日、ホテルメトロポリタンにて、第2回いたばしこころの連絡会が大塚製薬株式会社と当院の共催により行われました。大塚製薬からの情報提供の後は、以下のようなプログラムでした。
一般演題 当教室シニアレジデント 森岡久雄
「当院における双極性障害の診断と治療~病診連携に向けて~」
特別講演 一般社団法人日本うつ病センター理事長 樋口輝彦先生
「双極性障害の薬物療法 とりわけ維持療法の問題点と対策」
今回のプログラムは、前回のアンケート結果も踏まえ、当科で地域の先生からご紹介頂いた双極性障害の症例を紹介するとともに、エキスパートの先生からコメントや関連した講演を頂くという構成にしてみました。一般演題では臨床に即した質問を頂くことができましたし、特別講演では樋口先生に普段なかなか伺えない臨床経験を織り交ぜながら、双極性障害の薬物療法の基本を再確認させて頂くことができたと思います。
講演後の情報交換会でも、地域の先生と紹介・逆紹介したケースについて情報を確認したり、お互いの診療の状況について意見交換したり、と有意義な場にして頂けたのではないかと感じています。
当院・当科では「顔の見える連携」を目指し、このような取り組みも含めて地域連携を深めていく所存ですので、今後ともご指導・ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。最後に、ご参加頂いた先生方、共催して頂いた大塚製薬の皆さん、大変ありがとうございました。
栃木衛
第38回日本精神科診断学で講演を行いました
2018.10.19
平成30年10月18日に川越で開催された第38回日本精神科診断学会において特別講演をしてきました。題名は,「パーソナリティ障害から見た診断の重層」です。これは、従来から精神障害では、診断が多数ついいてしまう重複診断、合併診断が問題とされてきましたが、それをパーソナリティ障害の視点から理解してみようという試みについての発表です。私は、このような見方でかなりすっきり重複診断が理解できると考えているのですが、これに関する議論は、まだまだ積み重ねが必要な状況のようです。
林直樹