主任教授挨拶

林主任教授挨拶  良き臨床医を育てる。これは帝京大学医学部のモットーであり、本講座のモットーでもあります。
 本講座はすでに創設以来45年余りが経過しましたが、初代の風祭元教授(元松沢病院院長)以来、2代目の広瀬徹也教授(元晴和病院院長)、3代目の南光進一郎教授(前青木病院院長)、4代目の池淵恵美教授(現帝京平成大学臨床心理学研究科教授)と時代は変わりましたが、現在に至るまで臨床重視・症例研究重視の姿勢は一貫しております。それはたとえば研修医が担当した症例について長時間をかけて面接内容をじっくり検討する精神療法ゼミにもその一端をうかがうことができます。この精神療法ゼミはスーパーバイザーとして土居健郎先生をお招きしてはじめられ、下坂幸三先生、狩野力八郎先生、現在は藤山直樹先生などを講師として引き継がれています。精神療法ゼミを含めた教室集談会の詳細はこちらをご覧ください。

 帝京大学病院は平成21年5月新病院に移転し、がん・緩和ケアとERを中心とした総合医療センターとして発展しています。精神科(メンタルヘルス科)においてもコンサルテーション・リエゾン診療、がん・緩和ケア医療および救命救急医療との連携を重点課題として総合病院における精神科臨床活動に積極的に取り組んでいます。

 科学的思考を涵養することは、良き臨床医になるためにとても有用です。そのため私たちは、初期研修の後などに大学院に進学して博士号を取得することお奨めしています。私たちの講座の研究領域・フィールドとしては、渡邊由香子講師らが先代主任教授の池淵先生と共に進めている精神障害の心理社会的治療・リハビリテーション(デイケア)、赤羽晃寿病院准教授を中心とする臨床精神薬理研究・総合病院精神医学研究、林直樹による精神療法・臨床病理学研究、栃木衛教授を中心とする認知症の診断・地域連携などを挙げることができます。また、伊東ゆたか病院教授らによって児童・思春期患者の専門外来が開設・運営されています。いずれも患者さんや家族などの関係者と共に進められている臨床活動を基礎とするものです。ここにも私たちの講座創設以来の伝統である臨床重視の姿勢が息づいています。

 良き臨床医になるために私たちと一緒に研鑽を積みませんか。初期研修医や現在他科で勤務・研修をされている方々の見学を歓迎します。

The mission of the Department of Psychiatry at Teikyo University School of Medicine is to train highly qualified and compassionate clinicians. For longer than 45 years, our department has strived to follow this mission, and our successive chairs have emphasized the importance of clinical practice and studies.

At the start of fiscal year 2019, the department has 3 professors, 1 associate professor, 1 senior lecturer, 3 assistant professors, 3 teaching associates and 5 senior residents. It holds 47 open beds, and provides psychiatric inpatient treatment by a multi-disciplinary team, an extensive day-care rehabilitation program, and consultation-liaison program in collaboration with other clinical treatments.

Regarding academic activities, our department is involved in 5 research areas led by the respective PIs: (1) comprehensive psycho-social treatment and psychiatric rehabilitation (day-care) on the multi-disciplinary team (Dr. Yukako Watanabe), (2) psychopharmacology and liaison psychiatry (Dr. Akihisa Akahane), (3) psychotherapy of personality disorders (Prof. Naoki Hayashi), (4) clinical evaluation of neurocognitive disorder (Prof. Mamoru Tochigi), and (5) childhood and adolescent psychiatry (Prof. Yutaka Ito).

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