精神科学教室 活動報告
功刀教授の記事が読売新聞に掲載されました
2024.10.16
2024年9月28日(土)夕刊 読売新聞の「教えて!ヨミドック」に功刀教授の記事が掲載されました。
食事と心の健康についての記事となっております。
同内容の記事がwebからも参照できますので、是非こちらをご覧下さい。
本講座所属の心理師の石田一希の論文がNeuropsychopharmacology Reports(NPPR)誌のNPPR Article Award 2023とNPPR Topic Award 2023を受賞しました
2024.06.05
5月24日~26日に行われた第54回日本神経精神薬理学会 第34回日本臨床精神神経薬理学会 合同年会にて授賞式が行われました。
Neuropsychopharmacology Reports(NPPR)誌は日本神経精神薬理学学会の英文オープンアクセス誌です。
NPPR Article Award 2023は、Neuropsychopharmacology Reports (NPPR)誌に2022.1.1.~2023.12.31.までに査読を終えた全査読者を対象とし、被引用数およびダウンロード数を中心とした複数の指標から総合的に評価し、優れた論文に贈られる賞です。
NPPR Topic Award 2023はNPPRに2022.1.1.~2023.12.31.までに公開されたすべての論文を対象とし、高いオルトメトリクス値(論文が他論文からどれだけ引用されたか示す値)を獲得した論文に贈られる賞です。
受賞をした論文「Gut permeability and its clinical relevance in schizophrenia」は、統合失調症患者さんと健常者の腸管のバリア機能の状態を比較するために、ラクツロース・マンニトール負荷試験による腸の透過性の測定を行った、世界初の研究です。併せて腸の透過性と病気の重症度、服薬量、認知機能、免疫マーカーとの関係を調べました。
その結果、統合失調症患者さんでは腸の透過性が特に高くなっている人の割合が高くなっていることが示されました。 さらに、腸の透過性と患者さんの認知機能および細胞免疫機能の間には負の相関関係がみられました。