精神科学教室 活動報告

押久保医師の論文が「精神科」誌に掲載されました

2018.08.17

科学評論社出版の「精神科」誌7月号(第33巻第1号)に、押久保岳医師の原著論文「アルツハイマー型認知症患者における内側側頭部の萎縮と記憶機能低下の関連」が掲載されました。本論文は、アルツハイマー型認知症で特徴的に見られる内側側頭部の萎縮の程度を、MRI画像から読み取るための画像処理・統計解析ソフトウェアであるVoxel-based specific regional analysis system for Alzheimer’s disease (VSRAD)に関して、関心領域(volume-of-interest)における萎縮の程度(VOI内萎縮度)が認知機能のどのドメインと関連するのか明らかにすることを試みると同時に、これまで健常高齢者を対照群として計算されていたVSRADの識別率を実臨床場面でのデータをもとに示すことにより、VSRADの有用性についても新たな検討を加えたもので、今後、臨床場面でVSRADの解析結果を解釈する際に役立つ重要な知見となることが期待されます。

十条地区まちづくり三大学協議会講演会

2018.08.01

平成30年7月31日、上十条区民センター内にて、十条地区まちづくり三大学協議会主催による認知症をテーマとした講演会が行われ、栃木が出講させて頂きました。この協議会は、十条駅周辺に位置する当学の他、東京家政大、東京成徳大の三大学と十条地区がまちづくりのために提携しているもので、北区十条まちづくり課が事務局となっています。当日は、上十条3丁目町会、4丁目町会それぞれの会長さんが音頭を取って60名近くの方においで頂きました。講演では「北区認知症あんしんなび(ケアパス)」を活用して、特にアルツハイマー型認知症についてセルフチェックも体験して頂きながら解説しました。「面白かったです」「勉強になりました」などの感想を頂けたのはうれしい限りです。ご存じの通り認知症は今後のわが国の最重要課題の1つですが、今回の催しを通して十条地区の今後のまちづくりのお役に少しでも立てれば幸です。お手伝い頂きました、北区の担当部署や当院スタッフ方々にもお礼申し上げます。

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