精神科学教室 活動報告

豊島区精神科医療地域連携講演会

2018.12.05

平成30年12月4日、豊島区医師会館にて、豊島区精神科医療地域連携講演会が開催され、池袋保健所健康推進課課長 関なおみ先生による一般講演「豊島区自殺対策計画(素案)について」に引き続き、栃木により「睡眠薬の適正使用について」という演題で講演をさせて頂きました。

平成30年度より向精神薬処方の適正化のため、向精神薬多剤投与の減算規定、向精神薬長期処方、向精神薬調整連携加算の3つの診療報酬改定がありましたので、これらについて背景も含め解説し、さらに不眠症診療、向精神薬の適正使用や休薬に伴う諸問題についてガイドラインをもとに説明させて頂きました。

わが国全体として、睡眠薬・向不安薬を中心とする向精神薬の多剤投与・長期処方を減らし、適正使用を促す動きは今後、益々強まるものと予想されます。今回頂いた機会が、少しでも地域医療への貢献につながれば幸です。共催されたMSD株式会社の方々にも大変お世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

第46回日本救急医学会学術集会

2018.11.21

平成30年11月19-21日、第46回日本救急医学会学術集会が本学救急医学講座主任教授・附属病院院長 坂本哲也大会長のもと、パシフィコ横浜にて開催されました。当科からは松村謙一助教が「肺炎に伴うせん妄と緊張病性昏迷の鑑別に苦慮した統合失調症の1例」についてポスター発表しました。参加されている先生から薬物療法に関しての質問があり、せん妄に対しては鎮静などの目的にて抗精神病薬、緊張病性昏迷が診断されてからはベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム)を使用した旨をお伝えしたとのことです。他の演題発表では、救急医と精神科との連携で困っているという話が散見されました。当院は他の医療機関よりも救急科・精神科の連携に恵まれていると思われますが、これは、日頃より院内の先生方のご協力があってのことだと思います。今後も、これまで同様に他科・救急科との連携(リエゾン診療)に注力していきたいと思います。

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