精神科学教室 活動報告

第15回板橋区認知症を考える会

2019.04.04

平成31年4月3日、第15回板橋区認知症を考える会が板橋区医師会館で開催されました。本会は、板橋区の認知症対策を検討するために平成16年に発足したもので、今回は板橋区内や周辺医療機関との情報共有、医療の均てん化が目的とされています。東京都長寿医療センターの粟田先生から東京都の認知症施策について、板橋区おとしより保健福祉センターの担当者の方から板橋区の認知症施策について、さらに板橋区医師会の吉野理事から板橋区医師会の活動状況について説明があり、その後意見交換が行われました。板橋区内の認知症初期集中支援事業やもの忘れ相談事業の状況がよく分かったほか、この会を通して認知症ケアパスに「認知症の診療を行う区内等の医療機関一覧」の情報が追加されたことが報告されました(当科も掲載されています)。認知症の人との「共生」の実現、社会的孤立や貧困を原因とする医療へのaccessibilityの問題をどのように克服するかなどの課題に、当科も足並みを揃えて取り組んでいきたいと思います。

井川医師らの症例報告がSAGE Open Medical Case Reportsに掲載されました

2019.01.18

井川春樹医師を筆頭著者とする症例報告がSAGE Open Medical Case Reportsの2019年1月号に掲載されました。

  3-4日周期でうつ状態と躁状態を繰り返したウルトラ急速交代エピソードを呈した覚せい剤精起因性気分障害の症例です。そもそも覚せい剤起因性のピュアな気分障害の症例報告は,初めてという状況ですので,この症例報告の価値は高いと考えられます。

Haruki Ikawa, Sho Kanata, Akihisa Akahane, Mamoru Tochigi, Naoki Hayashi and Emi Ikebuchi: A case of methamphetamine use disorder presenting a condition of ultra-rapid cycler bipolar disorder. SAGE Open Medical Case Reports 7: 1–4, 2019, DOI: 10.1177/2050313X19827739

 

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