精神科学教室 活動報告

第3回帝京大学医学部同窓生 医療連携懇話会

2014.03.04

去る3月3日、近隣の同窓の先生方と当院のスタッフとの連携がさらに円滑に行われることを目的とした「帝京大学医学部同窓生 医療連携懇話会」が開催されました。今年からは第一部として「症例検討会」、第二部として懇親会形式の「情報交換会」という構成がとられ、下記のようなプログラムで行われました。 

当科からも同門の佐々木隆先生からご紹介頂いた症例を発表させて頂き、普段行っている治療の意義を様々な分野の先生方にアピールしました。懇親会でも普段顔を合わせる機会の少ない先生方とも交流ができ、有意義な時間を過ごすことができたように思います。 

 

総合司会 帝京大学医学部附属病院 医療連携・相談部長 佐野 圭二先生

開会の辞 帝京大学 医学部長 滝川 一 先生

御挨拶帝京大学 常務理事・副学長 冲永 寛子 先生

 

第一部症例検討

① メンタルヘルス科

座長メンタルヘルス科 病院教授 林 直樹

演者メンタルへルス科 准教授 栃木 衛

「入院治療が家族関係を見直す一契機となったうつ病の症例:医療連携の経験から」

② 皮膚科

座長皮膚科 主任教授 渡辺 晋一 先生

演者皮膚科 准教授 多田 弥生 先生

「特異な臨床症状を呈したベーチェット病の1例」

③ ER

座長救急科 病院准教授 佐川 俊世 先生

演者救急科 後期研修医 松倉 清司 先生

「Bicker staff 型 脳肝脳炎の一例」

 

第二部情報交換会(懇親会)

乾杯帝京大学医学部附属病院 副院長 江口 研二 先生

栃木 衛

論文が受理されました

2014.02.21



栃木が共著者となっている論文が受理されました。パニック障害の患者さんを対象に、カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)の遺伝子多型と開放性という性格傾
向について調べた論文で、三重大学の谷井久志先生が中心となってデータをまとめられたものです。

Konishi Y, Tanii H, Otowa T, Sasaki T, Motomura E, Umekage T, Tochigi M,
Kaiya H , Okazaki Y, Okada M. Gender-specific association between the COMT
Val158Met pol ymorphisms and openness to experience in panic disorder
patients. Neuropsychobio logy in press.

栃木 衛

 

 

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