精神科学教室 活動報告

「症候・精神疾患に対する対応 パーソナリティ障害」臨床精神医学 第43巻第5号:711-715,2014

2014.06.05

下記の抄録をご覧ください。関心をお持ちの方は是非ご一読下さい。  

特集:精神科救急の最新知識

  1. 症候・精神疾患に対する対応

パーソナリティ障害

林直樹

抄録:パーソナリティ障害は、精神科救急で扱われる重要な疾患の1つである。しかしわが国ではそれが十分に顧慮されてこなかったきらいがある。その患者では特に、自殺関連行動や暴力・攻撃的行動が扱われるハードな精神科救急で問題となることが多い。他方パーソナリティ障害には、診断評価の対象となる事項が多い、第一診断になることが少ないといった疾病論的に特殊な点があるのも事実である。さらに治療・対応では、治療への動機づけを強める働きかけや、救急対応から地域での治療・ケアヘとつなぐことが課題となる。精神科救急では、 これらの点に配慮して診療を行う必要がある。

 臨床精神医学43(5):711~715

講座と病棟の新人歓迎会が行われました。

2014.05.15

新人歓迎会が5月13日に行われました。 精神神経科学講座に3人の医師と1人の精神保健福祉士と1人の作業療法士、病棟に3人の看護師と1人の病棟薬剤師の総勢9人の仲間を迎えました。フレッシュな仲間が増え、精神神経科一同今年も皆チームワークを大切によりよい医療に取り組んでまいります。

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