精神科学教室 活動報告

特別支援学校の修学旅行、移動教室の引率に行きました。

2014.07.09

okinawa.jpg   今年度も都立王子特別支援学校・知的障害高等部の修学旅行(平成26年4月16日~19日:沖縄)に医師引率として参加しました。

 

 

 

 

 

 沖縄県那覇市 国際通り~那覇空港の国道から眺めた景色

 

 

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  また、移動教室(平成26年5月28日~30日:群馬県鹿沢高原)にも医師引率として参加しました。移動教室の飯盒炊さんの時には一時的な雷雨にもあいましたが、天候は例年以上に概ね良好でした。

 

 

 

 浅間火山博物館付近の見晴らし台から眺めた景色

 

どちらも、生徒を始め参加者全員に大きな事故や怪我がなく、無事終了いたしました。

 

                             松村 謙一

29th CINP (Vancouver Canada) に参加しました。

2014.07.02

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バンクーバー コンベンションセンター(学会会場)

 2014年6月22日~26日に  カナダ  バンクーバーで開かれた『第29回国際神経精神薬理学会(CINP)』に参加しました。今回は、日本におけるベンゾジアゼピン処方の問題点について、繰り返される大量服薬自殺企図との関連から報告しました。我が国のベンゾジアゼピン系薬剤の処方量は、しばしば欧米に比べて多いことが指摘されています。また、近年、我が国では医師が処方した向精神薬による大量服薬自殺企図が増加しており、その多くにベンゾジアゼピン系薬剤が使用されていることも事実です。我々は2006年に初めてベンゾジアゼピン系薬剤の多量処方と大量服薬自殺企図との関連を指摘し、今回はその後の再調査を報告したものです。

 一方、厚生労働省は2010年に向精神薬による大量服薬自殺企図に対する注意喚起を発し、以後、処方の実態調査を経て、2012年から抗不安薬、睡眠薬の多剤処方に対して診療報酬を減額する制度を導入しています。

 なお、本報告の結論は当たり前のことですが、ベンゾジアゼピン系薬剤の適正使用です。

赤羽晃寿

 

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“A-MAZE-ING LAUGHTER”(イングリッシュ湾にある「笑うおじさん」の像)

 

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右にBCプレイス・スタジアム(オリンピックの開・閉会式会場)

 

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ブリティッシュコロンビア大学(UBC)構内にある海が見えるローズガーデン

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