精神科学教室 活動報告
VSRADと認知機能検査の関連を調べた論文が受理されました
2020.03.06
押久保医師らが当科で認知症を疑われてMRIと認知機能検査(コグニスタット)を実施された患者様を対象に、VSRADというプログラムで測定した海馬を中心とする大脳内側側頭部と呼ばれる部位の萎縮の程度が、コグニスタットの点数とどのように関連するかを明らかにした論文がJournal of International Medical Research誌に受理されました。アルツハイマー型認知症を中心とする認知症の早期診断に役立つ知見となることが期待されます。無料で閲覧できますので、興味のある方はこちらをご覧ください。
Oshikubo G, Akahane A, Unno A, Watanabe Y, Ikebuchi E, Tochigi M, Hayashi N. Utility of VSRAD for diagnosing Alzheimer’s disease in patients screened for dementia. J Int Med Res 48 (4) 1-10, 2020.