精神科学教室 活動報告
第7回帝京大学医学部同窓生医療連携懇話会
2018.03.14
平成30年3月9日、ホテルメトロポリタンにて第7回帝京大学医学部同窓生医療連携懇話会が行われた。例年通り、第一部は症例検討で、トップバッターとして当科より栃木が「メンタルヘルス科「物忘れ検査入院」のご紹介」 と題して物忘れ検査入院とその中で経験した1症例を簡単に紹介させて頂いた。症例は分かりやすい、教科書上の知識だったものを具体的に知ることができた、など好意的なコメントを頂くことができた。
2席目以降は以下のようなラインナップであった。ちなみに懇親会で常務理事や医学部長も〆サバを食べてアニサキス症になったことがあるという余談が披露されたが、ERの佐川先生によれば虫体を観察してよく噛んで食べることが予防につながるらしい。整形外科の話は帝京の看板を背負っているスポーツ医学の話で、資金面で地味な状況に置かれている当科とは別世界という印象を受けた。
外科 上原浩文先生 「術前画像にて気管との癒着が予想され、 胸腔陽圧胸腔鏡手術が有用であった縦隔腫瘍の1例」
救急科 立澤直子先生「当院総合診療 ER センターにて経験したアニサキス症の検討」
整形外科 笹原潤先生 「帝京大学が日本のスポーツ医療の常識を変える -スポーツ医科学センターとスポーツ外傷・関節鏡センターのご紹介-」
第二部の情報交換会(懇親会)は数年前に学内で開催された際と比べても豪華かつ盛会で、このような取り組みは継続することが重要と認識させられた。当院の医療連携部門のスタッフの努力に感謝したい。
栃木 衛
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