精神科学教室 主任教授

2013.7.17 学術講演会

2013.07.22

 帝京大学において池淵教授、栃木准教授が座長を務め学術講演会が開かれました。

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第一講演

座長:帝京大学医学部精神科准教授

    栃木衛先生

講演:気分障害の治療―長期的視点でみた薬物治療

講演者:医療法人社団慈泉会 watabe.jpg

    ひもろぎ心のクリニック

                   理事長 渡部芳徳先生

 豊富な臨床データに基づいて気分障害の薬物療法について話してくださいました。

 

ike1.jpg第二講演

座長:帝京大学医学部精神科教授

    池淵恵美先生

講演:Treating the patients with the body in mind

講演者:トロント大学精神医学・薬理学教授Mcintyer.jpg

    トロント・大学健康ネットワーク

    気分障害精神薬理教室ヘッド責任者

                  ロジャー・S・マッキンタイヤー先生

 

 双極性障害においては使用する薬物の影響と共に、代謝系の異常や生活習慣やストレスを基盤にして糖尿病、肥満、認知機能の低下などが起こりやすいことをこれまでの研究から紹介し、治療の可能性についてもお話しくださいました。

 二つの講演はともに、明日からの治療を考える上で大変意義のあるものでした。

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