病棟

<患者さんへ>

入院診療をご希望の場合は、現在おかかりの主治医とご相談の上、当科外来(03-3964-1211(代)内線:30351)までご連絡下さい。

<医療機関の先生方へ>

入院診療が必要な場合、当科外来(03-3964-1211(代)内線:30351)までご連絡下さい。担当者がご対応いたします。

12階西病棟

病床数:
開放病棟47床(保護室2室・個室5室含)
4床室・6床室:室料差額なし
(個室差額:20,900円)
主な治療内容:
統合失調症・気分障害・パニック障害の薬物療法および心理社会的治療
適応に応じた修正型電気けいれん療法
認知症の診断を目的とした検査入院
うつ病の休息入院
統合失調症のリカバリー支援

特色のある治療

病棟活動

  • 新入院ミーティング...入院に関する疑問や不安などを話し合い、病棟になじんで円滑に治療を開始する目的で行っています。
  • 病気の勉強会...病気、治療、再発予防について理解を深めます。
  • 作業療法...手芸、塗り絵、なぞり書き、パズルなどの作業を通して病気により低下した機能の回復、達成感や充実感を得ること、気分転換を図ります。
  • レクリエーション...卓球、書道、DVD鑑賞、季節行事、お菓子作りなどの活動を通して気分転換を図ります。

修正型電気けいれん療法(mECT)

  • うつ病で薬物治療では十分な効果が得られない場合や副作用が原因で十分に薬物療法を行えない場合などに実施します。

物忘れ検査入院(認知症検査入院)

  • より詳しい検査を実施することによって、認知症の総合的な評価を行います。これによって、ご家族の介護負担軽減を目指します。
  • 1週間程度の日程で MRI、SPECT、脳波、心理検査などを実施し、認知症の診断と病気の程度を検討します。
  • 脳脊髄液検査を行い、脳脊髄液中のリン酸化タウ蛋白を測定することで、アルツハイマー病の診断補助が可能となります。
  • 対象となる患者さんは、ご家族とご一緒に外来を受診できる方で、大部屋で過ごせる方です。
  • 「物忘れ検査入院アセスメントシート」を発行し、退院後は地域の先生方に逆紹介いたします。

臨床統計・クリニカルインディケーター

ICD-10診断(2018年度) 人数 比率
F0 器質精神障害 16 9%
F1 物質使用障害 3 2%
F2 精神病性障害 22 13%
F3 気分障害 73 41%
F4 神経症性,身体表現性障害 34 19%
F5 生理的・身体的要因に関連した行動症候群 2 1%
F6 パーソナリティ障害 10 6%
F7 知的障害 4 2%
F8 発達障害 5 3%
F9 小児・青年期に発症する行動・情緒の障害 2 1%
G40 てんかん 5 3%
入院による改善度(CGI-I)
(2017.5月~2018.3月)
人数 比率
とても大きく改善 25 16%
とても改善 96 62%
多少改善 28 18%
変化なし 6 4%
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